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2006年10月アーカイブ

塗料は4つに分類されます。

1 樹脂別分類
  油性ペイント ラッカー アクリル ウレタン エポキシ シリコン フッ素他

2 用途別分類 
  建築塗料 木工塗料 トラフィックペイント 耐薬品性塗料 皮革塗料他

3 塗装法別分類 
  刷毛塗り塗料 吹付け塗料 電着塗料 粉体塗料他

4 乾燥硬化別分類  自然乾燥塗料 焼付け塗料 2液型塗料 UV塗料 EBC塗料 漆他

上記分類の他に形態別分類などもあり、水性塗料 エマルション塗料 NAD塗料 粉体塗料 
溶剤/無溶剤塗料 ハイソリッド塗料 多液型塗料が該当する。
(都立産業技術研究センター資料より抜粋)

当社は塗料としては焼付け型を使い、樹脂はメラミン、アクリル エポキシ ウレタン ポリアミドイミド
エポキシフェノールなどを使用しています。
 
工業用塗料には、様々な模様 質感が出るものもあります。
例えば、ハンマートーン レザートーン ラビ メタリック など。

製品によっては高温で焼付け出来ないときは、硬化剤を使う2液型を使い、100℃前後の温度で
強制乾燥を行います。

ポリアミドイミドの樹脂塗料は260℃の高温で焼付けを行い、耐薬品性を向上させています。

我々が使う材料、塗料がどんな物から構成されているか説明します。
完成品となる塗膜には次の要素があります。

主要樹脂、助剤、溶剤、が含まれる物がいわゆる透明塗料でワニス、クリアーといわれこれに顔料が加わると有色塗料
エナメルと呼ばれるものです。

樹脂は塗料塗膜の基本性能を左右する最も重要な物で、合成樹脂、天然樹脂、油脂類があります。
助剤は、諸性質向上の為添加する物で、可塑剤、硬化剤、顔料分散剤、増粘剤、紫外線吸収剤などがあります。

溶剤、シンナーはほとんどが数種の混合溶剤であり、溶解力、蒸発速度、を調整します。
作業性、塗膜物性に影響を与えるので軽視できません。
(都立産業技術研究センター資料より抜粋)

当社(有)フジックス川越第二工場の例を上げますと使われている樹脂は次の物です。
塗装する製品はM-cup(マウンテンカップ)と呼ぶものでエアゾールのフタ使われます。
ポリアミドイミド、エポキシフェノール、があり、クリアーで塗膜は特殊な物性を要求されています。
シンナーはN-ピロリドン、MEK、ブチルセロソルブ、トルエン、キシレン、シクロヘキサノンなどを使用しています。
樹脂が特殊でシンナーは特に溶解性が求められています。

塗装方法も特殊なので、各塗料の濡れ性を安定させるために塗料に熱を加えます。
それにより、春夏秋冬四季を通じて安定したレベリング性を確保し品質を安定させています。
それでも、気候条件の影響は少なからず受けますので、塗料調整(シンナーで固形分を下げる)
したものを試験的に行いコート状況を把握した後、作業を始めるように心がけます。

まず、最初に塗装してどういう目的、効果を求めるかを列記します。

被塗物の保護、美観の付与、特殊機能性の付与、色彩、光沢、テクスチャ(質感)、イメージ、
耐劣化性、耐腐食性、耐摩耗性、潤滑、防かび、防虫、耐熱、防火、導電、磁気、シールド、発光、蛍光・・・。(都立産業技術研究センター資料より抜粋)

当社、川越第二工場では部品として使われるM-Cupに内面コートしますが、付着性はもちろんのこと、
耐薬品性と可撓性(撓み易い)を塗膜に要求されます。なぜなら、部品組み立ての際クリンチ加工があるためです。
塗料メーカーもその目的に応じたものを提供しています。

初めまして。
当社は金属焼付け塗装を生業としています。
塗装というと、建築塗装、刷毛でペンキを塗ることを思い浮かべるのが方が多いのですが、
意外と金属焼付塗装技術の仕組みが知られていないので、
様々な視点から塗装について説明をしたいと考えています。

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