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お知らせ

ピンホールによるフクレ対策塗装事例のご紹介

ダイカスト製品※は砂型で作られる鋳物に比べ、焼付塗装の際、巣穴(ピンホール)によるフクレは当社の経験ではそう多くは出ません。
5月18日のお知らせで紹介したピンホールによるフクレはまれに起こる例です。
ご紹介する内容は、当社の協力会社である大東塗装さんが磁器、鋳物の巣穴対策した塗装事例です。たまたま、同じ時期にブログで取り上げていましたので、参考になればと思いお知らせしました。
こちらがそのブログです。

※die castingから。「ダイキャスト」ともいう。金属製の精密な鋳型の中に、溶かした合金に圧力をかけて流し込み鋳造する方法。普通鋳物より寸法精度が高く、大量生産ができる。

6月の塗装実績をお知らせします。

塗装実績を更新しました。

今回の製品も前回同様船舶関連の器材ですが、同様に防錆強化のため下地に※リン酸亜鉛皮膜を施し、且つ下塗りと上塗りの重ね塗りをしています。
どうして、塗り重ねると防錆力が高まるのか、当社で保有している技術資料から引用しその構造を説明します。
図1
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図1では、大気が塗膜に浸透していく様子が描かれています。
資料の説明によると、
「塗膜は完全乾燥後、日時の経過につれて徐々にではあるが、老化崩壊して行くものであり、目に見えない表面のピンホール、割れその他の弱点から空気、湿気その他の腐食性物質が侵入し、素地に達すると素地が腐食される。」
図1に示す「ピンホールは恐らくは塗膜の乾燥工程において揮発する溶剤や希釈剤の通過した跡や顔料や被塗物表面に吸着していたガス体が飛び出した跡がピンホールになったと考えられる。」とありました。

図2
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図2では4回塗りの事例ですが、ピンホールを封孔するために重ね塗りをして、浸透を防ぎ防錆力が高まる様子を説明しています。
今回、紹介した塗装実績は同じ理屈で、防錆効果を高めている訳です。
塗装実績の製品の塗膜の厚さは50μ~60μあります。

※ リン酸亜鉛皮膜 
鉄鋼用塗装下地処理として用いられ、皮膜としてZn3(PO4)2・4H2Oを生成する。
皮膜の色は灰色~灰黒色
 参考資料 「塗装・塗膜クレーム 発生原因とその対策 総合技術資料集」
     企画 塗装クレーム対策研究会 出版 経営開発センター出版部

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品質管理事例(その1)

錆により、塗装トラブルが発生した事例をご紹介します。
被塗物は、鉄鋼製、厚さ1cmほど、直径20cmのフランジです。
5月塗装実績でも説明したとおり、下地にリン酸亜鉛皮膜を施し塗装します。
塗装し納品後3ヶ月ほど経ってから、取引先よりクレームが寄せられました。
見ると、錆が起きていたのです。それが下の写真です。
拡大写真1
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錆の現象は、糸さび われサビと区別しているようです。
糸さびは塗膜の下で、ランダムの方向に発達した糸状のふくれ、われサビは金属面に出るさびと分別している。
このケースは糸さびとさびのあった箇所から、塗膜を貫通している状態。
このような例があったので次回注文があった時、素材を観察した所、赤錆が認められました。
拡大写真2
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目視では見つかりづらい大きさで、見逃したのです。
取引先にこの写真を見てもらい、保管に留意するようお願いしました。
それ以降、このトラブルは無くなりました。

当社、品質管理のご紹介

ダイカスト製品の焼付塗装を主に行っていますが、他の金属製品と異なり鋳肌に外観不良となる要因を抱えている場合が多々あります。
品質管理上、以前お知らせでご紹介しましたが、原因究明のために2年程前に導入したデジタルマイクロスコープが下の写真です。200倍まで見ることが出来ます。
以前は、実体顕微鏡を使用していました。
写真1
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当社は毎月生産会議を行います。会議の中で、デジタルマイクロスコープで不良調査した内容を、周知させ品質向上を計っています。その会議の様子です。
写真2
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今月の会議では、あるインキメーカーから依頼された塗装が塗料、溶剤(ソルベント)、うすめ液(シンナー)、塗装技術、被塗物との関わりが如実に出たケースなのでケーススタディーとして取り上げました。
塗料はクリアーA,B二通りのものを使用して塗装。
焼付温度は150℃×20分
現象 塗膜にハジキが出る。
被塗物 化成処理(リン酸亜鉛皮膜)の鉄板。
この原因調査経緯の報告を会議で発表。
写真3
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写真4
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写真4の左側、塗料に問題はないかとブリキ板に塗装したが、ハジキ無し。
右側が、ハジキが出たテストピース。
濡れ性(レベリング)の違いもあるのではと、蒸発速度の遅いタイプ、早いタイプの両方で試した結果、遅い方がハジキの出か方は少ないが、無くならない。
これから判断して、塗料の問題でなく、被塗物の表面の皮膜が悪さをしているのではないかと思われる。

ダイカストのピンホールによる不良事例
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削ってみると
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金属焼付塗装のご理解を深めてもらえるのではとご紹介しました。
今後も、折にふれ事例をご紹介したいと考えています。
よろしくお願い申し上げます。

5月の塗装実績をお知らせします。

塗装実績を更新しました

配線用器材として使用される部品です。
塗色 アイボリーで塗装されている部品は下地処理、リン酸亜鉛皮膜を施し、さらに下塗りプライマーそして上塗りで仕上げてあります。
この仕様から分かるのは、使用される状況はかなり悪条件下でも支障が無いようにとの配慮があります。得意先からは、船舶関連にも使われると説明を受けました。
塗色 薄緑で塗装されている部品は素材はステンレスが使われており、防錆に注意が払われているので、同じような使われ方を想定しているのでしょう。
かなり、頑丈な造りがされています。
年に1,2回ほどロットは1個から3,40個ほどで注文を受けます。
数は少ないですが、この部品がないと困るお客様がおられるのでしょう。


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4月の塗装実績をお知らせします。

塗装実績を更新しました。

この4点の製品は、全てマスキングを施しています。
当社で扱う製品で、マスキングを施さないものは少なくなっています。
塗装実績の写真からお気づきでしょうが、
時代とともに、品質面での配慮が高まりマスキング工程が当たり前となってきたのでしょう。
私がこの仕事についた頃は、マスキングするものもありましたが、今ほど多くはありませんでした。
マスキング治具の工夫も塗装技術の一端を担っています。

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3月の塗装実績をお知らせします。

塗装実績を更新しました。

1 工具入れですが、被塗物は大きく、内側、外側とこれを「ゆず肌(オレンジピール)」、「たれ」無く塗れれば塗装職人としては一人前と認められる製品です。
2 防水ケースは内、外全面を塗装します。
3 フタも同様です。ケース、フタが対となり組み立て時、パッキンが施されます。
4 ABS樹脂で全面を塗装してあります。

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ボート ショー 2009にて当社塗装製品が展示

3/13(金)に、パシフィコ横浜で開催されている「ボート ショー 2009」を見学して来ました。
取引先より、招待券が送られてきて、当社が塗装をしている製品を展示していると言うので、見に行く気になりました。
会場に着き、入場してみると様々なマリン関連商品が展示されていました。ボート、ヨット、水上オートバイなどです。

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フローティング会場では、実際に海に浮かべて展示してありました。

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当社の塗装した製品のブースはここでした。
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その製品の写真です。
GPSで船の場所を示す装置です。カーナビと同じ機能をすると担当者より説明を受けました。
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主催者ホームページ

2/4にご紹介したパネル・Mgダイカスト塗装工程

2/4のお知らせでご紹介しましたパネルの塗装工程です。
素材は、Mgダイカストが使われているので、参考として当社Mgダイカストの塗装工程をご紹介します。

前処理工程
1  予備脱脂
2  本脱脂
3  水洗
4  水洗
5  中和
6  水洗
7  スマット除去
8  水洗
9  化成皮膜
10 水洗
11 水洗
12 純水水洗
13 水切乾燥
この段階で、前処理工程完了

塗装工程

1 マスキング
2 塗装段取り
3 下塗り プライマー塗装 150℃×20分
4 研ぎ
5 上塗り 塗色 ブルー 超耐擦傷性熱硬化型アクリル樹脂 150℃×20分
6 マスキング
7 塗装段取り
8 上塗り 塗色 シルバー 同上
9 検査
完了

この製品は、ツートンカラーなので見切りをしっかり出すため、設計段階でメーカー側は当社の要望
を参考にして塗色の境に溝を入れラインを綺麗に出すことが出来ました。
塗装実績でも紹介しましたが、事前の打ち合わせが如何に大切か示す事例です。

2月塗装実績をお知らせします。

塗装実績を更新しました。

通信機器部品はアルミ押し出し材で素材としては純アルミとなります。
付着性を出すために、下塗りにプライマーを使用する場合もありますが、当社の
下地処理のため1回塗りで済んでいる例です。

三脚台の部品はレザートーンの模様塗装で目は細かく仕上げています。

センサー部品はレザーサテンの模様塗装で塗膜はザラツキ感が出ます。
目が細かいので20倍に拡大した写真を掲載しました。色が変わっているのは
デジタルマイクロスコープの照明のせいです。

ホームページ上でご紹介した塗装について、更に詳しく知りたい方、どうぞお電話にてお問い合わせください。


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