前回ご紹介した事例と同じで、異物が固着したケースです。
塗装作業前に、見つけたので塗装不良にはなりませんでした。
この異物が研磨剤だと、作業者がわかったのは以前にもこのようなケースがあったからだそうです。
製品一つ一つ有無の確認をし、シンナーでふき取り除去して塗装し不良を回避しました。
ダイカスト製品は、トリミング、バリ取り、ヤスリがけ、ペーパーがけ、研磨、機械加工など様々な工程を経て、最終工程である塗装に回ってきますので、その間に塗装トラブルになり得る事も起こるので、不具合発生時は取引先にデジタルマイクロスコープで撮影した写真などを添えて連絡し改善のお願いをします。
映像を送ることで、直ぐご理解がいただけるので改善がスムースに進みます。「百聞は一見に如かず」です。
写真1
写真2
拡大
ヘアーライン研磨加工を施しています。
コメントを残す