天体望遠鏡 ピラー脚、バランスウエイト、ハンマートーン塗装

Pocket

再び、天体望遠鏡の再塗装の依頼がありました。

高価なものなのでしょう、大事に使っていても腐食などで塗膜も傷むもの。

出来れば、綺麗にしたいとの思いから、ネットで知らべて当社を探したようです。

(ちなみに、天体望遠鏡 塗装でヒットします。)

見ると傷みがひどく、前回同様な塗装工程が必要と感じました。

8月金属焼付塗装ページで紹介したように手を加える必要がありました。

塗装した、ピラー脚、バランスウエイトを装着した写真がこちら、

お客様が送ってくれました。

PENTAX MS-4 01

20年前に製造中止になっている貴重な天体望遠鏡、赤道儀追尾のメカが非常に良い物とか。

馬頭星雲01

 夜空、ただ見るだけでは見えない世界があるんですね。

素敵だ~、これじゃ趣味にするわけだ!

お客様から塗装の仕上がりに過分なお褒めを頂きましたが、よっぽど嬉しかったのでしょう。

塗装前はこんな様子です。

DSC_0925

御礼文を紹介します。

「有限会社フジックス 御中
この度はペンタックス赤道儀ピラーとバランスウェイトのハンマートーン塗装を頂き、誠に有難うございました。
小生のような個人客のニーズに応えていただき御礼を申し上げます。
早速、赤道儀を搭載し、天文仲間と星を愉しんで来ました。
予想を上回る素晴らしい出来栄えで感謝しております。
写真を何枚かお送りしますのでご笑納ください。
 
このMS-4という赤道儀はもう20年近く前に製造販売が中止され、塗装をお願いする前はみるも無残で赤茶けた錆だらけでしたが、見事、新品購入時、いやそれ以上の綺麗さとなり蘇りました。
この日本製赤道儀は、星の円周運動を正確に追尾するために当時、その機械的追尾精度を高めるために各社がしのぎを削り競争し、その精度は極限まで正確な最高峰の性能を備えている機種です。
その後、今では米国で考案された、ガイド副鏡筒でとらえた基準星をCCDなどで基準としてこれを電気信号で赤道儀側に伝えてコンピュータ制御をするといった方式に代わって、今は星空の写真撮影は殆どこの方法で行われるようになりました。
この方法の利点は、この私の赤道儀のように、さほど赤道儀の駆動部に精度は要求されませんので、この20年以上前の赤道儀は今、世界で製造販売されている民生用の赤道儀とは比較にならないほどの高性能の機械的精度をもっています。
ハンマートーンの風合いの美しさとあいまって、この赤道儀は日本のモノづくりの到達した
民生用精密機器の極致とさえ言えるのではないかと考えております。
お陰様にて貴社の塗装技術によって見事に蘇りました。
ハンマート―ン塗装は分子量の大きなシリコン系添加剤によって、その独特のゴツゴツとした風合いが作り出されるのだと思われますが、吹付の距離や量、そして焼き付け温度など様々な要因によって風合いが異なってくるのであろうと拝察します。
それを見事にオリジナルの色見本と寸分違わぬ美しさに仕上げて頂き、プロのお仕事に敬服するとともに改めて感謝いたします。
目を凝らしてみると銀色を帯びた部分と緑色のメタリックの部分の織りなす風合いが見事な美しさで惚れ惚れいたします。
今回、蘇った愛機は貴社のような日本のモノづくりを支える優れた技術の賜物であり、これからも終生大切に使用し、趣味の天文ライフを満喫しようと思います。
末筆ながら貴社のますますのご発展とご隆盛を祈念しております。
 
※星の写真は、以前、写真掲載の屈折式望遠鏡(PENTAX125SDP)でデジタル撮影した、オリオン座の三ツ星近くの通称、馬頭星雲という暗黒星
  雲です。
                  
                             平成28年8月
                            埼玉県 星野」
こんなに感謝されるとやった甲斐があります。
PENTAX MS-4 02
○□で囲んだ部分が当社が塗装した物です。
調色もうまくいき同じ色でました。
 
 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。

過去の塗装技術情報

スタッフ募集中です

→社長ブログを見る

最近のコメント

follow us in feedly   RSS