今回のケースは品質検査で「ブツ」と分別されたものを担当者がアセトンで塗膜を溶かして原因調査した写真。 段々と塗膜を溶かして行き、素地を現出させメクレが原因と判明したケース。 …続きを読む→
前回と同様に他の亜鉛ダイカスト製品から発生した不良ブツです。 塗装工程から起こりうる不良率より多く出ていたので指示して調査させました。 さらに拡大して、 噴火口のように見えます。 …続きを読む→
塗装仕様のテスト段階で発生した事例です。 決められた仕様で塗膜生成した後、物性試験のクロスカット(付着テスト)行った結果、 ハガレが発生しました。 着目したのが、ハガレを起こした金 …続きを読む→
品質管理事例で、前にご紹介した製品にまた発生。 前回の事例から、汚染度が高いと判断して対応した手段は、 洗浄時間、中和時間を延長しました。 しかし、同様にハジキが発生、 割合として …続きを読む→
ダイカスト部品は当社に来るまでには、トリミング、バリ取り、やすり掛け、ペーパー研ぎ、ショットブラスト、機械加工等、さまざまな工程を経て仕上げられてきます。 しかし、その工程の中で見 …続きを読む→
デジタルマイクロスコープには、3D機能があります。 その機能を使い、外観不良として選別されたブツを200倍に拡大して3D画像に編集した写真です。 ドットゲージと呼ばれるものがあり、 …続きを読む→
塗粒子が平均に付着しないではじかれたような斑点を生ずる現象です。 脱脂不良、被塗面に水分、油分、シリコン類等が付着していた場合などに発生です。 このケースは静電塗装した製品から起き …続きを読む→
ダイカストの巣穴から油(切削用)がにじみ出た現象です。 担当者によれば以前ハジキの現象も出た時期もあったが品質的に問題はなかった。 しかし今回のロットで油のにじみが起りはがれの原因 …続きを読む→
表面に粒状になって現れた現象です。 当然、見た目では外観不良に分別されたものから調査し、 原因を究明して、見つかったものです。 小さな空洞があって膨張したものかと、表面を研いで巣穴 …続きを読む→
塗装不具合として返品された製品を確認した結果、ダイカストの成型時にバリの形として現れた現象。 目視で見分けがつかないケースが多々起きます。 次の写真は同 …続きを読む→
前回と同じ現象ですが、原因が違って、アルミダイカスト製品の表面のわずかな亀裂に沿って塗膜が盛り上がり糸ケバに見える現象です。 塗装工程の前では発見しにくいもので、ダイカスト、鋳造な …続きを読む→
外観検査後、原因特定のためデジタルマイクロスコープにて観察。 写真上、矢印で示す範囲が金型のキズから発生したものと思われる。 肉眼で見ると塗膜に付いた糸ケバ(繊維くず)に見えます。 …続きを読む→
今月ご紹介しますのは、納入先から返品された部品の調査から出て来たものです。 品質検査して出荷していますので、検査工程での漏れか他の原因によるものか担当者が調べたい結果、納入先で起き …続きを読む→
事例をご紹介します。 写真1 外観不良の原因は何か判断するために、ブツ表面を研ぎ出し。 写真2 研ぎだした箇所をデジタルマイクロスコープで観察してフクレと判明。 写真 …続きを読む→
素材から発生した外観不良原因とマスキングシールの接着が弱いために起きた塗装不良の事例です。 &n …続きを読む→
打痕跡 寸法は直径で5ミリ、長さが8ミリのネジ部品です。 素材は亜鉛で、塗装はせず化成皮膜処理のみの作業です。 写真で示す通りネジ部に打痕があり、取引先より作業に問題はないかと指摘 …続きを読む→
ダイカスト表面に表れたフクレ、巣穴、ひび割れ、擦り傷の例です。 フクレ 下の写真は200倍に拡大 上の写真はフクレで、前処理の段取り工程で見つけられました。 製品の表面が反射でキラ …続きを読む→
今月の事例は、ダイカストの外部欠陥が影響し外観不良となって表れた事例です。 ダイカストの鋳造の欠陥の種類を大きく分けると、 寸法上の欠陥 外部欠陥 内部欠陥 その他 となります 写 …続きを読む→