前回と同様に他の亜鉛ダイカスト製品から発生した不良ブツです。
塗装工程から起こりうる不良率より多く出ていたので指示して調査させました。
噴火口のように見えます。
この塗膜をアセトンで除去します。
数回拭き取った状態。
すべて除去。
へこんでいるために取れずに残る。
拡大すると、
最初の写真の形状の下に現出したものですが、
調査した者が下記の様に見解を報告してきました。
「0,1mmのブツとして捉えられるサイズの不良をアセトンで拭きながら、レンズサイズを変えて撮影しました。
200倍で観察した際、真ん中に凹みが見えます。塗料が沸いて弾けた際、凹みになったように
見えます。その場所をアセトンで拭いてみると、巣穴がありました。」
品質管理上必要と思い、デジタルマイクロスコープを導入したのですが不良原因調査にはうってつけのツールです。
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