新年あけましておめでとう御座います。
本年もよろしくお願い申し上げます。
今年の干支は卯年。
この干支、ニュースで報道していましたが、景気が浮揚する巡り合わせとか。
ピョンピョン跳ねて景気が活発になればいいですね。
今年も近所の神社へ初詣。
この形式はお囃子で略式だそうですが、
お神楽とも呼べるものだそうです。
合気道開祖、植芝盛平は天神楽と言って、杖を操り神楽舞を披露されていましたが、
神と楽しむで「神楽」神道的にはどんな意味合いがあるのでしょう。
昨年から読んでいる「白川静読本」に次のように書かれていました。
白川静氏が著した「遊字論」の一節に、
「遊ぶものは神である。神のみが、遊ぶことができた。・・・・・この神の世界にかかわるとき、
人もともに遊ぶことができた。神とともにというよりも、神によりてというべきかもしれない。
祝祭においてのみ許される荘厳の虚偽と、秩序をこえた狂気とは、神に近づき、神とともにあることの証しであり・・・・・」
開祖は、このような心境を感得して舞ったのでしょうか。
「神人合一」なる言葉も残されましたが、舞うことでそれを実感することが出来たのでしょうか。
縄文、弥生と連綿と続く神道の精神世界の一端を知りました。
参考資料
「白川静読本」 平凡社 編
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