組合から送られてきました。
名称 東京工業塗装協同組合
梱包を解き、開けてみると思いのほか立派な出来に驚きました。
挨拶文には「会員之章の意義」として次のように記述されていました。
この会員之章を工場等に掲示する企業は、
1 国が許可した我が国唯一の中小工業塗装事業者の全国団体の会員であること。
2 優良な製品を提供することに努めていること。
3 ガイドブック等を備え付けるなどして、VOC・CO2排出抑制等の環境対策、工場等の安全対策等に努めていること。
とありました。
地球温暖化対策を打ち出した「京都議定書」1997年ぐらいから国と連携しながら取り組んでいたようです。
当社にもVOC対策のチェックリスト等が送られてきて取り組みの調査がありました。
「VOC」・揮発性有機化合物の排出抑制の効果をさらに高めるべく取り組んでいます。
その指針となるガイドブックです。
現在 「仕上がり」「作業性」「塗着効率向上」のスプレー技能研鑽を目的にコンテストを毎月一回のペースで実施。
職人の心構えの教育に使用した教材がこれです。
数寄屋作り大工の心意気を読んで聞かせました。
「平田雅哉」さんの談義がこの本に纏められ、森繁久彌主演の「大工太平記」という映画が制作されています。
次の本の序文に、
こう書かれていました。
「・・・手仕事が主流だった時代は小さな社会であった。作り手は使い手が誰であるかを知っていたし、使い手は自分の気に入った作り手を選ぶことができた。そうした小さな社会で生き抜くためには、作り手は常に最高の品を作り出すことを心がけなければならなかった。
その心構えや職業の倫理、職人仲間の仁義や礼節を、物を作り使ってもらうことで身につけていった。・・・」
この記述、やはり読んで聞かせました。
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