今年2月ごろ、電話で塗装のご相談を受けて、打ち合わせをすることに!
TD124トーレンスシャーシ、他点2点の部品塗装を頼まれたのです。
現状、デジタルからアナログへとオーデイオ装置が注目を浴びている事などが話題に上がり、
依頼主本人もその一人である事から、当社が手掛けていたガラードなどのシャーシのハンマートーン塗装をみて、レストアの一端である塗装をと来られたのです。
- アームの台座は艶消し黒に!
- アームはシルバーハンマートーン塗装、先端部は赤系のツートン仕上げ
- シャーシはピアノブラックの全艶黒塗装
という事で引き受ける事に!
次の写真がそれです。
1ヶ月ほど後にお渡して時、組み立てたら写真を送りますとの約束のまま、追加で頼まれていた「ホーン」の塗装も仕上がり、連絡すると7/10にお伺いしますとありました。
しかし、お忙しいようで、日程の変更要請があり、7/14(土)午前中にと日程調整、その日は会社が休みなのですが、本社で待つことに。
そしてお渡ししたのがこれです。
此のホーンはスピーカーに据え付けらるもの、震動、響きなど手で調整した貴重品でもあるので塗装方法と、塗料選定を十分検討して補修塗装をしました。
これ仕上がりを大変喜んでいただきました。
懇談する中、現在取り組んでいるオーディオ装置の写真をその場でメールで送ってもらい頂いた写真がこれです。
此のプレーヤー、半世紀ほど前の製品、お客さんがレストアの為に塗装を当社に依頼されたもの。通常はシルバーハンマートーン塗装なのですが、ピアノブラックと言ってきました。
ビンテージ品ですが、見事によみがえりました。
全ての組み立て、レストアにはまだ半年が必要と言っていましたが、お話を伺う限りマニアと云うよりは、専門家に匹敵する知識、技術を有して居る様で、その道の技術者とも交流があり、このレストアはに付いてはかなりの評価を受けているようです。
今回渡したホーンもこのオーディオ装置に使うと言っていました。
興味が湧きますね。
聴かせて貰いたいものです。
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