5月下旬、電話でブレスレット塗装をお願いしたいとの問い合わせ、電話だけでは様子が掴めないので来ていただく事になりました。
黒艶消し塗装してくださいと差し出されたのがこのブレスレット。
やってくれる塗装屋を探して当社で6件目とか!
そんな熱意を持った若者の話を聞いて、何とかお手伝いしようという気になりました。
聞くと6年前19歳の折、ニューヨークで10数万で買い求めたブレスレットだとか?
どうやらブランド品らしい!
そんな高価な物を買えるなんてと、驚きながら仕事を聞くと、ファッション関係のお店を営んでいるとか、見かけによらず立派な商人さんでした。
写真下の輪っか、自分で拵えた革製の指輪、着ている服からも何となくそんな雰囲気を醸し出す青年でした。
職人を立ち会わせ、結構面倒な塗装になりそうなので、技術的問題が克服できない場合、希望に沿える塗装が無理な可能性もあり満足できない場合でも了承してくれる条件で受けることにしました。
それから一ヶ月ほどで仕上がり、ご連絡すると伺えるのが8月3日との連絡がありました。
そして渡すことに、来て頂いたわけは、今回艶消し塗装なのですが、傷が付きくい工夫をしているので、その様子をモニターしてほしいと頼むためでした。
そして塗装したブレスレットを観て貰いました。
そして手首に嵌めて貰う。
仕上がりを見て大変満足のようでした。
かなり有名なデザイナーのブレスレットだと説明を受けました。
それがこれですと写真をくれました。
ブランド名
Rick Owens Parts Of Four
この若者、見かけ以上にデザイン・意匠に関わる仕事の意義を知って、ビジネスをしているなと感じ入りました。
商才は私より上だな!
と思わせるのも、心遣いがきめ細かく、しゃべり、物腰が柔らかくそんな雰囲気が向いているのかな?
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