層間剥離(相剥ぎ)

当社で塗装実験で起きた層間剥離

被塗物 材質 ADC12

    化成皮膜 3価クロメート

    碁盤試験 100/100

(1)現象

塗り重ねした塗膜と塗膜との間におこる剥離の現象である。

(2)分類

① 塗料として、塗料の内容にもよるが塗料の中の油分、吸水率の相違など下塗り、上塗りの組み合せにもよる。

② 塗装条件として、塗装間隔が長いことで下塗り硬化がすすみ過ぎたり、また下塗塗膜の上に付着した異質物が影響したり、塗り回数にもよる。塗装時の気象条件として高温多湿などの塗装では残留水分が残って、上塗りの塗膜を破ってフクレ、剥離などが起ることがある。

出典 塗装・塗膜クレーム 発生原因とその対策総合技術資料集。

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