金属焼付塗装・品質管理事例(その82)ハガレ

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DSC_0770 (1024x878)ハガレでご相談を受けた案件です。

鋼板に塗装した製品ですが、塗り重ねしたため約160μ±5μほど塗膜厚があり、塗膜内のストレスの影響で剥がれたと思われます。

鋼板は亜鉛メッキの色がなく、3価クロムの処理と思われます。

単なるテープによる付着試験では問題ありませんでした。

付着効果を高めるためのプライマー塗布がなくそのまま塗装をしたようですが、厚くなると内部応力が起きて、碁盤目試験ではダメージを受けてハガレが起き易くなります。この事例はそれに相当したケースでしょう。

今回は幅が2㎜ほどですが、JIS規格の1mm幅ですと、さらに強いダメージを受けます。

 

当社でも、膜厚を100μ~200μほど載せてほしいとの仕様もありますが、塗り重ねて中塗りの塗膜から剥がれるケースも経験した事もあり、その原因は様々な要因が重なり発生しますので、厚く塗った場合は、塗料などの特性と相性などテストして確認することが必要でしょう。

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