超音波塗装機

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塗装業に就いて、37年ほどになりますが、超音波塗装機と言う装置に出会ったことがありません。

塗装装置としては普及してないのでしょうか。

超音波塗装と言う名を耳にしたのが「静電塗装について」と、塗装技術情報のブログを書くにあたり、業界に詳しい人から取材した時でした。

 それ以来どんな塗装方法なのか、関心があったので、当社へ来た折、再度お聞きしたいのですがと話すと、私もよくは知らないのでと言われました。

 

ところがある日、本社から○○さんが「近くに来たので、寄りました」と連絡が入り、早速本社に出向き面談となりました。

用向きは、超音波塗装機を調べましたので資料をお持ちしましたというのです。

そうなのですかと、感謝を述べ、資料の説明を受けることと相成りました。

資料を見ると、すべて英文、私多少なりと読めますが、まずはそれに驚きです。

読めるのですかと訊くと、昭和30年代半ば塗装装置の貿易に携わっていたので、ある程度は会話、読みはできるのですと言われました。

事前に塗料用語辞典で調べた事を伝え、いろいろと超音波塗装の特徴を資料から分析を行いました。

 

まず、辞典の記述は下記の通りです。

「ultrasonic coating machine

超音波とは耳に聴こえない音波のことで、20000サイクルの振動数以上の音波である。スプレーガンの塗料噴出口に超音波で操作して、塗料をより以上に微細化し、粒子を一定にして吹付塗りをする塗装法、または被塗物の表面のさび、汚物、脂を取り去るに、洗剤としてエーテル、アルコール、トリクレンを用い、超音波を照射するときわめて有効といわれている。」

 

持参した資料に用途の説明があり、ソーラー、半導体、燃料電池の製品に薄膜をコーティングするのにつかわれるようです。

アメリカではウルトラソニック・システムズの名ががあり、装置として販売されているようです。

それもノズルレスとあり、噴射口無しをセールスポイントにしています。

 これから見て取れること、塗工剤はクリアーと思われ、塗料は用いられていません。

はっきりしない点が、

噴射口なしに、被塗物に霧化したものを、方向性を持たしてコーティングするのかでした。

資料をさらに調べると、そのやり方、方法の記述がありました。

パターンを形成させるヘッドがあり、パターン幅は何種類そろえているようです。

パターンの噴射は気流によって起る機構。

操作要因は、

液体流量

空気圧

頭の高さ

ヘッドスピード

です。

機構は違いますが、当社川越第二工場の塗装装置と同じく、

それぞれの要素を変化させて適う塗装条件だしをするのは同じようです。

その方が調べてくれたことですが、あるセンサーメーカーが導入し稼働しているとの事。

ある特殊な分野に限られているので、目にする機会が少ないのだと思います。

 

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