継続して鋳肌の状態を観察していますが、外観不良に繋がる鋳肌が様々な状態で現出してきました。
品質管理上、検査基準を高めることには異論はないのですが、塗装対象になっているダイカスト製法による製品、鋳造サイドでも取り組むべき課題が調査から見えてきます。
上の写真は”ブツ”と呼ぶ外観不良ですが、同じように塗膜をとると鋳肌に突起物が出てきます。
200倍で観察するとその原因が見えてきます。
検査基準を厳格化して行く事に異論はないのですが、この原因を除去しないと外観不良と扱われてしまうのでダイカスト工程でなくす改善が必要な状態です。
白く見えるのは下塗りの残存部。
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